Any time, any where.
 部下の提案を歓迎しないマネジャーは、無意識に部下を思考不要のマニュアルレイバー(単純労働者)にしようとしている。理由はハッキリしている。

 そのマネジャー自身が、仕事の価値を考えないマニュアルレイバーだからだ。だから、部下をマニュアルレイバーに押し留めて、自らのポジションを脅かすことがないようにしているのだ。

 上記とも関連するが、睡眠不足を自慢するマネジャーも、マネジャーの器ではない。

 睡眠不足の状態でもできる仕事は、たいして価値のある仕事ではない。それはつまり、マネジャーとしての判断や意志決定ができていない、ということだ。

 睡眠不足で乗り切れるのは、あくまで「単純作業」であり、例えば企画提案の質は確実に下がる。

 よくよく注意してみると、慢性的に睡眠不足のマネジャーは、職務に反して「単純作業」しかしていない。誤字脱字等の形式チェックはできても、大抵、内容の妥当性の判断はできていない。

 睡眠不足のマネジャーは大抵、脳が複雑な思考に耐えられないため、仕事を単純化して考える。要するに、自ら進んでマニュアルレイバーとなり、しかも自分のことを「不眠不休で仕事をする優秀な人間」と勘違いする。しかも部下に、自分の流儀を押し付ける。

 慢性的に睡眠不足のマネジャーにとっては、仕事は「こなす」ものであり、「仕掛ける」ものではない。

 組織内の地位は高くても、所詮は「お偉いさん」に言われたことをやるだけの単純労働者に過ぎない。市場価値はせいぜい年収2万ドルだ。そんなマネジャーの下で働いても、きっと「負けるための教訓」しか教えてもらえないだろう。